平和憲法九条を守る

「九条の会」呼びかけ人であった故井上ひさしは、その戯曲『兄おとうと』で、「疑問がわいたら、止まれ止まれ、急がずに止まれ、人間にとって 一個の疑問は、世界の重さと同じ とっても大事」と書いた。
 その思いは、戦争法案のたたかいで多くの若者に手渡された。国会内の数で圧倒する阿安倍自公政権は、立法事由そのものを失いアメリカとともに戦争をする法案であることを暴露された。主権者の「安倍政治許さない」「戦争法案廃案」の声に追い詰められ、議会でのまともなルールさえ放棄せざるを得なかった。彼らにはもはや「数」しか残されていなかった。その「数」は暴力となり、専横となり、民主主義を自ら否定する手段となった。
 「戦争する国」許すなの声は、自由と民主主義を守れの声とひとつとなる。安倍政権は戦争法案を強行したが、そのことは彼らの墓標となるだろう。井上ひさしと一緒に「九条の会」の呼びかけ人であった故加藤周一は、「平和のためには、平和の準備」こそ大切だと述べたことがある。戦争法廃止のたたかいは、いよいよ激しく、日米安保条約とそれを支えてきた政治が根本から問われなおす歴史的なたたかいに発展する。主権者国民による政治変革の本番がここから始まろうとしている。
大田 伸一



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